老眼にはこれ!

晩御飯を食べていてもあまり美味しいと思えない。
これは、最近に限ったことではない。
なぜか?

それは、食事する環境にある。

子供が生まれてからは、私が晩ご飯を食べる時間は、すでに子供が寝ている時間帯である。食事する部屋のとなりで寝ている子供を起こさないために、私の晩ご飯は、暗闇の中での食事となる。食べるものがよく見えない中での食事はなんと味気ないものか。。。そんな生活が3年ほど続いたある日、我が家に大きなターニングポイントがあった。

それは、マイホームの購入である。広い家ではないが、2階建てであるため、子供が2階で寝ることとなり、私の晩ご飯は、明るいリビングで行えるようになった。

マイホームの購入により私の晩ご飯は、以前の美味しい食事となるはずであった。
しかし、更なる問題に気づくことになる。

晩ご飯を明るいリビングで食べていてもそれほど美味しく感じないのである。
なぜか、考えると、一つ気づいたことがある。

晩ご飯の「おかず」がぼやけてよく見えないのである。
次なる問題、それは「老眼」である。

近くがぼやけてよく見えないのである。とうとう自分にも老眼という老化現象がきてしまった。介護保険を払うようになってから、自分も初老の扉がだいぶ近づいてきた感はあった。体の老化が原因によって手術も最近初めて経験したりもした。知らない内に体のいたるところにボロが出てきているのである。

ここで、老眼について話をします。
老眼とは、ご存じのとおり、近い所が見えにくくなる老化現象である。個人差はありますが、だいたい40歳前後で始まる症状です。最近ではスマホを見すぎで若い方でも老眼のような状態になることがあるそうです。これを「スマホ老眼」とも呼ばれてます。
通常の老眼は、目にある水晶体の調整機能が衰えてしまうことで発症します。この老眼を治すことは、難しいようです。弾力のある水晶体と交換することがips細胞などを用いて行うことができればよいのですが、なかなか難しいようです。老眼に対する手術としては、「アキュフォーカス」という日帰りでの手術も可能なものがあるようです。これは、目の角膜に薄いリングを埋め込み、このリングが光を調整して水晶体を変化させなくてもピンとが合うようになるそうです。ただ、目を手術することに抵抗があるため、それ以上興味をもってこのアキュフォーカスという方法を理解しようという気になれません。

そこで、地道な方法をここでは記載しようと思います。

1) 目のストレッチ
2)食事内容の改善

まず1)の目のストレッチです。これは、実は昔から言われている方法です。
① 目先30cm程度に指を一本立てる。
そして、その指を5秒じっとみる。
② すこし遠くのものを見る(ピントを合わせる)
遠くとして、3m以上先のものを見る対象としましょう。
③ ①と②を5回ほど繰り返す。

次に2)の食事内容の改善です。
目に良いものとして、ブルーベリーが皆さん思いつくかもしれません。これは、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」が目に良いと言われています。しかし、このアントシアニンを摂取しても、視力が良くなることはありません。あくまでも、目の疲労を改善する効果があるということだけです。そのため、目が疲れたのでブルーベリーを食べて疲れを取ろうという発想は良いと思います。ただし、あくまでも疲労回復が目的となります。

結局、視力を回復する食べ物は今のところないと考え方によっては言えるかもしれません。ただ、だからと言って手をこまねいているわけにもいきません。

そこで、私が紹介するのが「ルテイン」です。これは、もともと水晶体の中にも存在するものではありますが、体内で生成することができず、おまけに加齢に伴う減少していきます。そこで、体外から摂取する必要があります。このルテインは水晶体の酸化を抑制する効果があり、白内障などの予防にも良いと言われています。

ルテインは、サプリメントや野菜ではレタスやホウレン草などに含まれているため、そのような食べ物を日ごろから摂取するように気をつけては如何でしょうか。